映画レビュー「オリエント急行殺人事件 (字幕版)2017」

まえがき

皆さんこんにちは。

ミニマリスト研究生の結城ソラと申します。

今回は初見の映画「オリエント急行殺人事件 (字幕版)」について、見るに至ったきっかけやの感想なんかについて思うままに書いていきたいと思います。

最初に個人的評価をしておきます。

星5段階評価なら星4つ

100点満点の評価なら80点

といったところでしょうか。

私は原作というか「オリエント急行殺人事件」のすべてに対して完全初見の状態で視聴しました。

前情報らしい前情報はほぼ皆無です。「タイトル的に電車で殺人事件が起きるんだろうなー」くらいのものです。完全初見と言ってもいいと思います。

そんな人間の評価・レビューになります。

視聴理由と視聴環境

今回はAmazonプライム・ビデオで視聴しました。

見ようと思ったきっかけとしましては、個人的にYouTube自主禁止期間中で手持ち無沙汰だったから。になります。

なんとも前向きでない理由ですね。

正直この手持ち無沙汰が解消されるのであればわざわざこの作品でなくともよかったのですが、最近ドラマ版の「十角館の殺人」を見たばかりということもあり、良質なミステリーというものを今までろくに摂取してこなかったと思い至り、とりあえず名作というか自分でも聞きかじったことのあるモノのうちAmazonプライムビデオで見られるもので評判の良さげなものは見ようか、となったわけです。

超がつく有名作品ですよね。

しかしながら前述の通りほぼ完全初見の状態での視聴になりました。

今回の試聴にはiPadを使いました。音響面は初代AirPodsを片耳着用。

およそ良い環境とは言い難い状況ですが十二分に楽しめたと感じています。

やはり名作と言われるものはストーリーが良いと思いました。

気になった点が無いわけではないのでその他諸々はまた書いていきたいと思います。

オリエント急行殺人事件 」とは

今回記事を書くにあたって初めてWikipediaで調べてみました。

以降Wikipediaより引用

オリエント急行殺人事件』(オリエントきゅうこうさつじんじけん、原題: Murder on the Orient Express)は、2017年のアメリカ合衆国のミステリー映画。監督・主演はケネス・ブラナーが務めた。本作は1934年にアガサ・クリスティが発表した小説『オリエント急行の殺人』を原作としている。

引用終わり

原作の原題というか翻訳というかタイトルが少し違うのですね。

しかし舞台設定などは原作寄りのようです。

舞台は1934年のヨーロッパを走行する長距離夜行列車『オリエント急行』という列車内で起こった殺人事件を名探偵『エルキュール・ポアロ』が解決に導いていく。というそんな感じの作品です。

あんまり詳しく書きすぎるとどこにネタバレが出てくるかわからないので、ここでは『オリエント急行』について少し調べてみたことを書いていきたいと思います。

Wikipediaの情報によるとオリエント急行は実在した列車のようで「パリ」から「イスタンブール」までを繋ぐ寝台列車のようです。

1883年から2009年と表記されているので、かなり最近まで100年以上運行していた歴史が深い列車のようです。途中区間短縮なんかもあったようですが、歴史の深さはもの凄いと思いました。

ちなみに自分向けに書いておきますと「パリ(フランス)」〜「イスタンブール(トルコ最大の都市)」を結んでいて、Googleマップによると現在車だと28時間かかる道のりで約2,728kmのようです。

Wikipediaをざっと見ただけでは詳しくはわかりませんでしたが、1883年の運行当時は連絡船なども含めて81時間41分かかっていたようです。

結構50後の時代設定設定の『オリエント急行殺人事件』ではもう少し時間が短縮されていそうですが、まぁそれでも最低2泊はしそうな感じですよね。

そりゃあ作家だったら事件の1つや2つ考えたくなりますよね。

感想とレビュー

改めまして、今回視聴したのは「オリエント急行殺人事件 (字幕版)2017」になります。

Amazonプライムビデオで視聴できます。

やはり推理小説と言えば、とすら言えるアガサクリスティの名作が原作のためとても面白かったです。

これは私がこの作品に関しては完全初見だったところが大きいと思いますが、純粋に推理ものとして楽しめました。

時代設定が海外の1934年ということで、現地に住む方ならセットや背景に違和感を覚えたりするのでしょうが、あいにく私は生粋の日本人ですので全く違和感なく楽しめました。

もし同時代の日本が舞台の作品があれば、かなり無理してるなーくらいの感想は持ってしまうのかもしれませんが、海外が舞台だとその辺り全くわからないのでその点はむしろ良かったですね。

これが変に詳しい人間だと細部が気になって純粋にストーリーを楽しめなかったと思います。

少し気になった点が、ずっと気になって最後まで引っ張ってしまったのですが、どうも主演のポアロ役の方の英語が聞き取りやすすぎるのがどうも気になりました。

わざと簡単な単語ばかり使っているのか、わざと聞き取りやすいようにゆっくりはっきりしゃべっているのかはわかりませんが、なんか妙に聞き取りやすく感じて最初から最後まで違和感でした。

知らない間に自分のリスニング力がめっちゃ上がったのか?なんてハッピーな思考ができれば人生もう少し楽に生きられるんだろうなと思いました。

英語以外の言語も多分に登場する作品なので、英語部分は特に気を使って喋っているのかもしれません。

もしかしたら吹き替え版で見るともう少し印象が変わるかもしれませんね。

しかしどうも外人さんの口から流暢な日本語が発せられるのは私には英語が聞き取りやすい以上に強烈な違和感に感じられるので吹き替え版は見られません。

アレルギーに近いものを感じます。

洋画でもアニメ映画だとそんなことはないので、やはり外人さんには外国語を喋ってほしいと思ってしまうエゴのようなものが自分にはあるのでしょう。

プライムビデオでの評価は吹き替え版の方が高評価なので、特に気にならない方は吹き替え版をおすすめします。

さて、肝心の事件の内容ですが、結末は「なるほどそうなったか」と私的には納得できる内容でした。

ポアロ自身がおそらく妙齢というか若い探偵では無いので映画になっても変に「アクションシーンが満載」みたいなことになっていなくて良かったです。

以前見たシャーロックホームズの映画はなんかアクションシーンが多くてなんだかなぁと思ったことがあるので、この作品のように人との会話がメインで推理が進んでいく感じの作品は非常に私好みで楽しめました。

なんというか「あぁそういうパターンもあるのね」というか、これもまたミステリー作品の王道として確立していきたかったんだろうけど、これに最初にやられたからには必ずミステリーを読んでいる時には「オリエント急行パターンじゃ無いだろうか」と思いながら読むことになると思うので、今後もミステリーを楽しもうと思っている方は少しでも早くこの作品に触れることをお勧めします。

王道中の王道。

しかし決してベタでは無い。

名作と呼ばれる作品には必ずそう呼ばれるに足る理由がある。

そんなことを再確認させてくれた作品でした。

まとめ

今回は映画「オリエント急行殺人事件 (字幕版)」を視聴した感想を書いていきました。

改めて個人的評価をしておきます。

星5段階評価なら星4つ

100点満点評価なら80点

あくまで作品全てが初見の人間の感想ですが、非常に楽しめた作品でした。

こういう寝台列車の映像を見ているとぜひ乗りたくなりますよね。

ミステリーファンとしては列車で平和なんてありえないのに、それでも現実の日本は平和なので乗りたくなるのです。

あと改めて洋画を見て再確認しました。自分はやはり外国の方の顔の区別がかなり苦手だということを。

ジョニーデップが出ていることに最後まで気付かすに見ていて、wikiでキャストを見て驚き、誰役なのかを確認しながらもう一度見直してようやく識別出来ました。

今後は積極的に洋画を見ていって慣れていきたいですね。

とりあえず次は次回作の「ナイル殺人事件」を見てみようと思います。

今回レビューした「オリエント急行殺人事件」も、次回見るつもりの「ナイル殺人事件」もどちらもAmazonプライムビデオで、プライム会員の方は追加料金無しで視聴できますので、ぜひとも御覧ください。

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