皆さんこんにちは。
ミニマリスト研究生の結城ソラと申します。
今回は初見の映画「地球が静止する日」(2008)を見たので感想や何やを書いていきたいと思います。
最初に私の評価をしておきます。
星5段階評価なら星3
100点満点なら70点
といったところでしょうか。
後述しますがどうやらこの映画は1951年公開の「地球の静止する日」のリメイク作品のようです。
1回だけですが原作というかリメイク元の方も見てから感想を書いています。
あまり元作品のことを言ってもあれなので一言だけ、リメイク元よりは今作の方が面白かったです。
今作は記事執筆時点でAmazonプライムビデオにて追加料金なしで視聴可能でしたので、そちらを利用しました。
視聴環境としてはiPadで1回、iPhoneとiPadを跨いで1回の計2回視聴しました。
iPhoneで見ると画面サイズに対して字幕の占める割合が増えるのと、インカメラのところが気になって長尺の視聴には適さないですね。
字幕なしで見られる英語バッチリな方は気にならないのかも知れませんが、やはり字幕が必要な方は可能な限り大きな画面の方が視聴しやすいと感じました。
まぁ私個人としてはiPadで十分なんですが。
視聴理由としましては、ザッピングと言いますか何となくアマプラで面白そうな映画ないかなぁと探していたところ「どことなく聞いたことのあるような気のするタイトル」「1時間40分程度という短尺」という点に惹かれて視聴しました。
ただまぁ実時間の割には長く感じたので、その辺りが反映された評価になっている感じでしょうか。
今回記事を書くにあたって初めてWikipediaで調べてみました。
以降Wikipediaより引用
『地球が静止する日』(ちきゅうがせいしするひ、原題: The Day the Earth Stood Still)は、2008年のSF映画。1951年公開の『地球の静止する日』のリメイク作品。
引用終わり
ストーリーとしては、まぁよくある地球外生命体が地球に飛来してワーオみたいなやつです。
リメイク作品なのでこれが元祖だよと言われれば納得も出来るくらいにはベタな展開もありつつ、ちょう高次元文明の生命体が地球外にいて地球に来たらどうなるのか、それを超超超ポジティブに考えたらこんな感じになるかもよ。とでも言いたげな映画だったと思います。
元作品も見てみたのですが、大筋の大筋は変更せずに現代向けにまさに「リメイク」した作品になっています。
私はこの作品タイトルを見た時に「地球が何らかの理由で自転と公転を止めたらどうなるのか」を描いた映画なんだと思って見始めました。
しかし失念していたのは「静止する日」という表現だったことです。
最後まで見ると「なるほど静止だなぁ」となりました。
色々な解釈がありそうでしたが、まぁひとまずは納得のいくような、まぁツッコミどころは多々あるのですが、そこはまぁ古い作品のリメイクということで原作リスペクトなのかなぁと思って納得することにしました。
まぁ原作も割と突っ込むところありましたしね。
概ね面白く全然つまらない作品だったわけではないのですが、見ていて少し長く感じる作品ではありました。
私はこの体感をマイナス評価するタイプの人間です。
とても100分そこそこの映画とは思えませんでした。長い。
見終わった後に、何というかもう少し削れるよなぁ、15分くらいは短縮出来そう。と思ってリメイク元の上映時間を調べると92分。うんそんな感じの尺がちょうどいいと思う。
そう思って元作品を見てみたところ、スタッフロールとかその辺の長さを考えると結局同じくらいの尺感でした。
退屈な時間があったわけではないのですが、手持ち無沙汰だと感じる時間はあった感じです。
それでその時間がちゃんとあるなぁと感じる程度の。
それでいて、そのシーンからこのシーンまでの繋がりはどういう感じだったの?とか、
その性能でその程度?もっと出来るだろ。とか、
お前なんで生きてんねん。とか、
わりとツッコミどころがある作品だったところもマイナス要素でした。
しかし良いところもしっかりある作品で、超次元地球外生命体側の兵器は素晴らしいと思いました。
私もそういう勝利条件ならこういうモノにするよなぁと共感出来るモノでした。
あの兵器は素晴らしい。
詳しい説明不要で数秒の映像一発で脅威を理解できて絶望が見える究極兵器だったと思います。
あの兵器はリメイクのオリジナル要素で、素晴らしい変更点だと思います。
今作のラストにはいろいろ解釈があると思うのですが、私はハッピーエンドだと思っています。
まぁどこにとってのハッピーエンドなのかは意見が分かれるところかも知れませんが、最後の彼のセリフが答えな気がします。
この辺りが英語という言語の良さであり日本語では出来ないところだと思います。
吹き替え版のセリフも最後のだけ確認しようと思ったらプライムビデオには吹き替え版はありませんでした。
少し残念ですが、そのほうが良かったのかも知れません。
本当のラストのラストはまさにタイトル回収。綺麗に終わったと思います。
元作品はもはや別物なので見なくてもいいと思います。
元作品を知った上で見るとクスッと出来る箇所がいくつか出来る程度です。
英語ネイティブの方はもっとあるのかも知れませんが純日本人の私の感想はそんな感じでした。
リメイク後の今作の方がわかりやすいのはもちろんですし、両作品に通じてアメリカ人の、というか人間の傲慢さというか人間ってどこまでも愚かな生き物だなと思わされる作品でした。
好きなんですけどね、地球外知的生命体と比較して人間が圧倒的にクズな作品。
今作はまさにそれだと思いました。
手持ち無沙汰な時間は確かにあったものの、トータルするとそこまでダメな映画ではなかったように思いますが「絶対見た方がいい!」と言えるまでではないので
「皆さんもお暇でしたらどうぞ。」
こんな感じの評価になります。
今回は「地球が静止する日」(2008)のレビューをしてきました。
改めての評価ですが
星5段階評価なら星3
100点満点なら70点
になります。
絶対に見た方がいい!とはとても言えませんが、別に見ても損ではないくらいの作品だったと思います。
今回の作品は記事公開時点ではAmazonプライム会員の方は追加料金無しで視聴可能ですので、気になった方はぜひご覧ください