最高のデバイス「KindleOasis」について改めて考えてみる。

まえがき

皆さんこんにちは。

ミニマリスト研究生の結城ソラと申します。

今回は私が愛するデバイス「KindleOasis」について改めて考えていきたいと思います。

最近気が付いたのですが、Amazonの販売ページが「この商品は現在お取り扱いできません。」になっているんですよね。

32GBモデルが少し前から買えないことは気付いていたのですが、全モデル取り扱いなしになっているのには最近気が付きました。

最近ライバル端末というべきデバイスも増えてきましたので改めて考えてみようと思いました。

書きながら考えをまとめる感じになりますので、考えがあっちこっち言ったり来たりするかもしれません。

あらかじめご了承下さい。

「KindleOasis」とは

まずはじめにKindleOasisとはそもそもなんぞや、というのを書いていこうと思います。

KindleOasisとは、Amazonが展開する電子書籍サービス「Kindle」を快適に読むための電子書籍専用デバイスになります。

このKindleOasisを含むKindleシリーズを始め、楽天のkoboシリーズやSKTというメーカーのbooxシリーズなどをひっくるめて「電子書籍リーダー」なんて一括りにすることが多いです。

この「電子書籍リーダー」の最大の特徴でありメリットは「電子インク」という技術をディスプレイに採用していて、スマホと違いブルーライトを発しないディスプレイですので目の疲労がスマホに比べて小さいことです。

またブルーライトが発生しないということは夜の読書にも最適で、睡眠への影響も小さいと考えられます。

またスマホやタブレットの液晶画面と違い、発色がより紙に近いディスプレイですので他デバイスと比べ「読書感がある」という点もメリットだと思っています。

この「非ブルーライト」「読書感」が電子書籍リーダー全般における大きなメリットだと私は思うのですが、数多くある電子書籍リーダーの中でも「KindleOasis」を推す理由は「ページ送りボタン搭載」という点です。

記事執筆時点で購入できる「Kindle」の電子書籍リーダーは大きく分けて3種類です。

「Kindle」「KindlePaperwhite」「KindleScribe」の3種類になります。

厳密に容量等で細かく分けるとその限りではないのですが、ざっくり上記の3種類になります。

この3種と私の推しの「KindleOasis」との最大の違いが「ページ送りボタン搭載」になります。

実は私、Kindle端末はKindleOasisしか持っていません。それでもKindleOasisが一番だと確信しています。

何度も言いますがその理由が「ページ送りボタン」です。

KindleOasis購入以前もKindleで電子書籍を購入してタブレット等で読んでいましたが、私はどうも「ページをスライドしてめくる」という行為が嫌いでした。

なんというか「読書感」が薄れるきがしてしまうんですよね。

これは個人の感想なのでそう思わない方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、私はどうにも最後までだめでした。

今も外出先でKindleOasisを持ち歩くほどではない場所での待ち時間なんかはスマホで読んだりしますが、これは極短時間なので我慢できます。

しかしガッツリ読みたいとなったときに「ページめくりがスライド」というのはかなり嫌なんです。

その点はもしかしたらKindleOasisを体験する前まではなかった感情かもしれません。

一度KindleOasisの「ページ送りボタン」を体験したらもう他の端末には戻れません。

断言出来ます。

「ページ送りボタン」最高。

つまり「KindleOasis」は最高のKindle端末なのです。

「KindleOasis」のライバルになる端末たちとの比較

「KindleOasis」は数年前に、手書き対応端末である「KindleScribe」が発売されるまではKindle端末の最高級品でした。

その意味では現在も「KindleScribe」がライバル機と言えるのかもしれませんが、正直この2機種はそれぞれ土俵が違うので今回は比較は割愛します。

私が思うKindleOasisのライバル機は2024年8月下旬時点では

楽天「Kobo Libra Colour」34,800円

SKTSELECT「BOOX GoColor7」49,800円

の2機種になってくると思います。

上記2種と「KindleOasis」との共通点はなんといっても「ページ送りボタン搭載」正直この1点のみで勝手にライバル視しています。

しかし上記2種と我が推し「KindleOasis」とを比較すると圧倒的に負けている点が「カラー表示対応」の点です。

一昔前と比べてずいぶんカラーコミックスが増えてきた電子書籍業界において「電子書籍端末でカラーコミックスが読める」というのは凄まじいメリットだと思います。

そして3種がそれぞれ大きく違うのがOSに相当する部分だと思います。

Kindle端末はKindle専用に、kobo端末はkobo専用にそれぞれ使いやすいようにカスタムされた独自OSのようなものが端末に入っているはずです。Kindleはそうだと言えるのですがkoboは持っていないのでここだけは推測になります。すみません。

それぞれがそれぞれの電子書籍を読む専用の端末なので、OSやUIもそれぞれにのみ使いやすいように考えられた、言い換えれば他のことはすべて排除して考えられたOSになっていると思います。

一方BOOX GoColor7はOSにAndroidを採用していて、UIこそ少々独特なようですが全体的に使いやすいものになっているようです。

ページ送りボタンに相当するボタンは実際には音量ボタンで、各電子書籍アプリの設定で「音量ボタンでページ送り機能」に対応しているアプリではページ送りボタンとして使えるようです。

正直今から電子書籍を買い始めようとしているなら私は「Kobo Libra Colour」を推したいところです。

私のようにすでに家移り出来ないくらいにKindleを購入している状況でなく、

まっさらな状態で今からリーダーを使う前提で人に薦めるなら?

と聞かれれば「Kobo Libra Colour」を推しますね。

もし「マンガはKindle」「小説やビジネス書はkobo」とかまぁ逆でも良いんですが、そんなかんじで使い分けたりしている方がいらっしゃいましたらそんな方には「BOOX GoColor7」をおすすめします。

BOOX GoColor7」は前述の通りAndroid端末ですのでGoogleのPlayStoreから普通にアプリを入れられるようですので、電子書籍アプリを上手に使い分けていらっしゃる方にはこちらが良いと思います。

持ちやすさやデザインは正直人それぞれですので、実際に使ってみないとわからない部分が大きいですし、便利不便に関しても実際に使ってみないとわからないところが大きいですが、正直この2機種と比較すると我らが「KindleOasis」は勝っているところはほとんどないかと思います。

私はデザイン面では「KindleOasis」の圧勝だと思っていますが、ここは好みにより評価が分かれるところですので、客観的に評価の基準にするべきではないと考えました。

持つ部分だけ厚みがあるこのデザインは最高だと思うんですけどね。

実際に本を手に取って読むときもほとんど左右非対称の厚みなので、均一な厚みだとどうしても「機械を持って読んでる感」が強く出ちゃって「読書感」が薄れる気がするのです。あくまで個人の感想ですが。

私の推しは相変わらず「KindleOasis」ですが今から電子書籍を始めるならほか2機種を薦める結論は変わらないです。

「4代目KindleOasis」はどうなるのか

少し気になったので調べてみました。

私が持っているKindleOasisは第9世代のものになります。

少し前まで売られていた現行モデルと呼べるものは第10世代に当たるようです。

KindleOasisのモデルと発売は以下の通りで

第08世代(1代目):2016年04月27日

第09世代(2代目):2017年10月31日

第10世代(3代目):2019年07月24日

になります。

私はずっと10世代にあたる3代目を使っていると勘違いしていましたが、購入日は2018年12月だったし本体情報を見てもしっかり第9世代って書いてあるしで完全に勘違いでした。

おそらく9世代と10世代に大きな違いは無いからそう思っていたんだと思うようにします。

詳しく調べるとヘコミそうな予感がするのでここはスルーすることにします。

さて2016年4月から2019年7までの約3年間の間に3モデル展開していた「KindleOasis」ですが、皆さん御存知の通り2019年から現在の2024年6年もの間、新作が展開されていません。

正直私が使っている第9世代の時点で端子がmicroUSBな点以外は完成されていた端末だと今でも思っているので「これ以上良くなりようが無いから新製品は出さない方針」だったのかもしれません。

まぁ私は端子がtypeCになっただけのマイナーチェンジ版が出されても買うと思いますが、こういう人間は稀である自覚はあります。

しかし事実としてmicroUSBはとにかく不便。Lightning以上に不便なのは疑いようもない事実です。

そしてここ最近のライバル端末のカラー化。

ここから考えられる未来の「4代目KindleOasis」の姿は・・・・

typeC端子になってカラー化、そしてサクサク!!!

「こんなぼくがかんがえたさいきょうのデバイス」みたいな端末がいつか販売されるといいなぁ、くらいのかんじでいます。

といいますのも、あくまで私の個人的な予想というか妄想になってしまうのですが「KindleOasisの新型が今後出ない可能性」のある程度あると思っているからです。

非常に、非常に残念で仕方がありませんが、実際に起こり得る考慮すべき可能性の一つだと思います。

しかし、もし販売されるとしたら上記の「僕が考えた最強のデバイス」みたいに

  • 端子はtypeC
  • 液晶はカラー対応
  • バッテリー持続時間の向上
  • 動作の快適化
  • ベゼル縮小による画面サイズの微拡大

くらいしか大きな変更は望めないと思っています。

まぁ上記の条件が揃っていたら一も二も無く飛びつくんですけどね私は。

実際に販売されない可能性を考えてしまったときに妙にリアルに感じてしまって、本当に発売されないんじゃないか?と思ってしまったのでそのあたりをまた書いていきたいと思います。

「仮想4代目KindleOasis」は本当に発売されるのか

まず私の考える「仮想4台目KindleOasis」について改めて書いておきます。

  1. 液晶がカラーに対応、解像度もアップ
  2. ベゼル幅縮小により画面サイズアップ
  3. 端子がtypeCに変更
  4. バッテリー持続性の向上
  5. 大きさ、デザイン、形状は現行機を踏襲
  6. 動作の快適性アップ

とこの辺りでしょうか、私的に絶対に外してほしくない部分は5のデザインと形状やサイズ感は今のままでいて欲しいところです。

バッテリー性能と端子は順当に新製品が出るとしたらまぁこうなるでしょう。Kindleの他モデルはみんなtypeCですからね。

問題は「カラー液晶でこの画面の薄さが実現可能なのか」という部分だと思います。

他の電子書籍端末を触ったことが無いので他の機種のことは言えませんが、KindleOasisに関しては画面の薄さは素晴らしいです。

写真を見る限りKobo Libra ColourもBOOX GoColor7どちらもある程度厚みがあるように見受けられます。

もしAmazon側でも新商品の検討をする際に「当然次世代機種はカラー液晶」という意見が出ることでしょう。

しかしカラー液晶でこの薄さは技術的に可能なのでしょうか。

私的には「半々くらいなのかなぁ」と思っています。

まぁ感じとしては「出来るけどバカ高くなるよ?」って感じなのかなぁと。

こんな感じで技術的にどうなの?っていうのが1点。

2点目に「カラーにする需要はどのくらいのものなのか」という点です。

私は単純にtypeCになって動作が安定してくれればそれで十分ですが、やはり贅沢を言えばカラーに対応して欲しいとは思います。

しかしここで考えなければいけないのは「カラー液晶の需要の問題」です。

実際にカラーで読みたいものを考えてみましょう。

  • カラーコミック
  • 雑誌
  • レシピ本など写真がメインの本

くらいじゃないですか?あと、あるとして絵本とかでしょうか。

雑誌や写真がメインの本は残念ながら電子インク端末よりもちゃんとした液晶端末で見る方が圧倒的に綺麗で見やすいです。

これらはどちらかと言えば「読む」よりも「見る」ものですよね。

では「カラーで読みたいもの」とはなんでしょうか?

大部分はカラーコミックスになるかと思います。

最近のコミックはデジタルカラーバージョンなるものが展開されていて、今までモノクロ版でしか読めなかったマンガがカラー版で読めるのは新鮮で面白いです。

実際カラーコミックスの需要は一定以上あると思います。

ですが「この需要って日本だけなんじゃないか?」と思ってしまったのです。

漫画は間違いなく日本が世界に誇れる文化であり、一部作品は日本人気よりも海外人気の方が大きい作品もあります。

しかし「カラーで漫画を読みたい!」という需要まで世界共通なんでしょうか。

詳しく調べていないのでなんとも言えませんが日本でデジタルカラー版が販売されている作品って「定番中の定番の人気作品ばかり」な気がしませんか?

すでに人気の作品をカラー化したところで買って読むのはコアなファンだけ、じゃないですか?

買っている自分が言うのもなんですが、カラー版まで買う人はかなりのレベルの作品ファンでなおかつ漫画ファンだと思います。

当然のようにモノクロ版はすでに所持したうえで「それでいてカラー版でも読みたい。」という感覚を持つのは結構レアな人種で、かつ日本人のオタク気質によるところが大きいと思います。

こういった需要が海外まであるのか?」と考えると答えは「少ないと思う」です。

koboは母体である楽天グループのサービスです。

楽天グループは日本の会社であるため、日本人の需要を満たそうと製品を開発してくれていることでしょう。

その結果生まれたのが「Kobo Libra Colour」なのではないでしょうか。

BOOX GoColor7」の方はよくわかりませんが「Kobo Libra Colour」が誕生したのは「楽天が日本の企業だから」というのが大きいように思います。

では肝心の我が推し「4代目KindleOasis」はどうなるのか。

私の予想というか妄想というか希望的観測では良くて五分五分だと思っています。

現在の販売ページが「まだある」ことが希望になっています。

このページまで消されていたらもう結構諦めていたと思います。

もう諦めて「BOOX GoColor7」を買おうと何度思ったことか・・・

何度かカートに入れては消してを繰り返しました。

なんとか思いとどまれている理由は「KindleOasisの販売ページがまだ存在している」という事実のみ。

まぁ本当のことを言うと「BOOX GoColor7」を我慢できている理由はもう1つあるんですが、それはまた機会があればそのときに。

まとめ

今回は私の推しである「KindleOasis」について改めて考えてみました。

考えれば考えるほど「新型KindleOasis」は絶望的な気がしていますが、私は待ちますいつまでも。

でも、できれば、今年、来年くらいには、出して、いただけると、嬉しいです、はい。そろそろ、電池持ちのほうが、はい。

BOOX GoColor7」についても今度真剣に考えて見ようと思います。

いっそこっちをつなぎのつもりで買って、新型が出たら売って差額で買う、くらいにしようかしら。

でもなー、BOOXのボタンの位置が嫌いなんだよなー。やっぱその点でもKindleOasisは完璧なんだよなー。なんとか新型出してくんないかなー。

カラーじゃなくて良いからさー。外観そのままで端子だけtypeCにしたマイナーチェンジ版でももはや欲しい。

そんな感じになってます。

みなさんがもし今から電子書籍サービスをデバイス重視で選ぶなら「Kobo Libra Colour」をおすすめします。

専用端末じゃなくてスマホやタブレット、PCならKindleをおすすめします。

そのあたりの理由もいずれ記事にしたいと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

またご縁がありましたら、その時はよろしくお願いします。

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